このたび、久米南町デマンド交通「カッピーのりあい号」が、人口知能(AI)を活用した配車システムを導入し、1月20日から運用を開始いたしました。岡山県内初の試みで、4月以降、本格運行を予定しています。
システムは北海道のベンチャー企業が開発したもので、ご利用者様がスマートフォンの専用アプリで出発地と目的地を入力すれば、AIがGPSを使って最も効率的な配車方法と運行ルートを判断し、直近の車がお迎えにまいります。
これまでは、出発1時間前までの予約が必要でしたが、このシステム導入により、事前予約が不要になり、希望する時間帯に、地区をまたがってご利用いただくこともできるようになりました。
また、21日には、岡山県が市長村などを対象にした視察を企画しました。津山や真庭、倉敷など8市町村の交通政策担当者様が、久米南町と協同で車両を運行する当社にも訪れ、配車システムの仕組みを実際にご覧いただきました。皆様熱心に質問され、それぞれの地域での導入の可能性を検討されていました。
これを契機に、いっそうの利便性向上と運用コスト削減に努め、地域の皆様のお役に立てますよう、サービスの向上に努めてまいります。ご愛顧よろしくお願いいたします。